A.ボロディン

 最近、ボロディンのシンフォニーになぜかはまっている。
A.ボロディンといえば、ダッタン人の踊りが一番メジャーだろうが、交響曲もなかなか美しさと活力にあふれている。緻密な多声的書法と堅固な構成感がいい。つまり、非常にわかりやすい。ダイレクトだ。シンフォニーは1番から3番まである中で比較的2番は有名かもしれない。2番の4楽章は好きで今までにもよく聞いていたが、今回は1番と3番に着目である。

下記、音源のご参考までに
交響曲第1番
交響曲第2番
交響曲第3番

今日は、会社の帰りに上記3番のスコアを買った。(本当は1番が欲しかったが、海外発注になるとのことで別ルートから入手しようと思う。)3番の副題にには「Unfinished」とついている。楽曲もシンフォニーのくせに2楽章までしかない。不思議だなぁと思っていたが、スコアの解説を読んでみると、どうやら完成する前に譜面の情報をごくわずか残しつつ亡くなったもので、それをグラズノフが形にしたものだということが書いてある。なるほど、これだけなんか「景色の色」が違うなと思っていたらそうだったのか。

ボロディンはもともと音楽屋さんではない。化学者だ。日曜作曲家と言われつつ、ロシア五人組の中にしっかり入っている。(はずだ。多分。。。)この緻密な和声感覚は完全に理系頭なんだろう。たしか、バラキレフが「おまえもシンフォニー書いてみろよ」とけしかけて、長時間かけてかいたものではなかったかな?けしかけられてかけるんだからすごいものだ。自分も途中まではボロディンと同じ化学の道を歩んできた。誰かにけしかけられても今の自分の実力では、シンフォニーなんて書けないなぁ。いままで何してきたんだろ。。。。そうはいっても音楽に王道は無し。地道に頑張るのみである。死ぬまでには書いてみたいと思う。

今日は渋谷のBunkamuraの芸術書籍店でCDを購入した。初夏にレッスンでお世話になったフランスのデュフール先生のCDである。MOTUSレーベルのCDは東京といえどもここでしか買えないのである。今日は聞く時間がないから、土日に聞こう。
久々に音楽三昧の半日だった。